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理事長ブログ 株式会社中広 代表取締役 後藤 一俊

鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)

2023年1月24日

石巻伝統行事・身を切るような寒さの中「石巻どんど裸参り」に学びます。



二十四節気・・・大寒です。(1月20日から〜2月3日まで)
寒さも底の底。北国では大寒波(札幌の友人に言わせれば・・気象庁はちょっとオーバー)
でも我が社の最北の拠点・北海道の滝川市は積雪が3メートル以上に。



厳しい天候・私のように寒さが苦手なモノにとっては何とも情けないのですが・・
寒稽古の積もりで早朝ウォーキングを続けていますが・・・ブルブル震えています。
でもこの寒さを利用して・・日本全国の酒蔵や醤油工場、味噌蔵では、
この時期に汲まれる水である「寒の水」を利用して仕込みが行われます。



そんな人たちを見れば・・・寒いから美味い酒が。味噌醤油ができるのだ・・
何を生ぬるいことをと叱られそうです。心頭滅却すれば・・・ですね。



寒いといえば、石巻市では、寒の入りに「石巻どんど裸参り」が行われます。
気温は2度。参加者は腹にサラシや半纏姿となって、市内の料理店を起点に、
羽黒山鳥屋神社・石巻駅前・立町商店街を巡り、大島神社までの道のりを練り歩きます。



その際に掲げる祈願札には「鳶飛魚躍」(えんぴぎょやく)と書かれています。
意味は鳶(とび)が空に飛び魚が淵(ふち)に躍る様を現します。
万物が自然の本性に従って、自由に楽しんでいることの例えです。



翻って・・為政者が恩徳を持って世の中を治め、人々がそれぞれの能力を発揮、
世の中が平和で安寧であれとの願いが込められています。
「鳶(とび)飛び魚(うお)躍(おど)る」と訓読みします。



毎年幅広い人々が参加。
今年は戦禍に苦しむウクライナの人が参加。「日本独時の行事に参加するのは初めてで
とても興味深い。やはり寒かったが、祖国や世界の平和を願い、歩くことができた」と。



また、8年前にボランティアとして広島から宮城に移住。結婚相手が石巻出身だったことで
地域の行事に関わってみたいと31歳の女性が初参加。「裸参りは以前から知っていたが
今年は意を決して参加した。大人数でしゃべらずに歩くことが新鮮。厳しい寒さで
全身に気合いが入ることを実感した。来年はサラシ姿で参加したいと思える不思議な
魅力がある」と笑顔で語ったと・・・我が愛読紙・石巻日日新聞は伝える。



最近は・・・どこの地域でも人口減や担い手の高齢化などで、伝統行事が
継続できなくなっています。淋しい限りです。
寒いからと・・・暖房の効いた部屋でボーとしていても、何も変わらない。



石巻裸参りを主催する「石巻裸参会」の代表は・・・
「世界的に不安定な状況が続く中で、今年は安寧な世の中になって欲しいとの
想いを込めて練り歩いた。毎年参加してくれる市民のみなさんに感謝したい。
これからも続けたい」と決意を。人は自然の摂理の下で生かされていると学びます。
さぁ・・・今朝もウォーキングに出掛けるぞ。防寒具を身に付けて・・・Goto 

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