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第1回「JLAA 地方創生アワード」

優秀賞

岐阜県
「岐阜県移住定住総合ガイドブック及びモデルブック」
梅本 雅史・岐阜県清流の国推進部地域振興課長
■講評
「移住しませんか?」というガイドブックだけでなく、「移住したらこうだった」というモデルブックに軸足を置いた戦略をとっている点がシンプルに評価できる。モデルブックを手にした人が、岐阜の 1 年間 356 日をテーマに様々な生活シーンを、簡単にイメージ出来るようにしているデザイン的な工夫も優秀。移住定住プロモーションでは、どうしても、「移住して頂いたらこういう制度が使えますよ」「こんな美味しいものが食べられますよ」と、その地域の特長の説明だけになりがちですが、「住んでいる人」をとことん出すことで、移住した時の生活シーンを容易にイメージできるだけでなく、「この人達と一緒に暮らしませんか?」というメッセージにまで発展してくようなワクワク感まで作りだしてきている感じが評価できる。
■審査委員コメントからの一部抜粋
  • 子育て編~産業編まで、それぞれのモデルブックをテーマに合せて絞り込んだ誌面企画が素晴らしいと思います。
  • 総合ガイドブックと実際の移住者の声を移住のモデル別に分けて制作している点や、A5判というポケットサイズで仕上げている点なども利用者視点に立っていてとても良いと思います。
  • 総合ガイドブックのデザインとタイトルがいい。川の流れをモチーフとした曲線が全体的なほどよいゆるさを演出している。ページ構成も緩急をつけていたり、観音開きなど工夫を凝らしているようだ。
■受賞者コメント
このガイドブックが魅力的なものとなったのは、岐阜県内のそれぞれの地域に根付いた暮らしをされている皆さまのご活躍あってのことです。作成にご協力いただいた方々に御礼を申し上げるとともに、今後も岐阜県での暮らしの魅力を発信して参ります。

三重県桑名市
「三重県桑名市フェア ~桑名市「石取祭と特産品見本市」~」
伊藤 徳宇・桑名市長
■講評
二年連続受賞の桑名市。メディアとの関係を大事にする PR活動だけでなく、東京で祭りの体験コーナーやPRブース設置、物産展などのPRイベントを実施したところに積極的な姿勢が伺えると同時に、そのタイミングをユネスコの無形文化遺産に登録された「石取祭」の1カ月前に設定している点が非常に戦略的で評価できる。ユネスコに登録された33件の祭の中でも東京でその開催告知をイベントで実施している例は珍しく、その点でも先行事例と言える。東京駅前、KITTE の地下1階というロケーションを選定し、大音響で日本一やかましい祭と言われる石取祭の太鼓と鉦を打ち鳴らしたという話題性も十分。桑名市の過去の物販イベントと比較して最大の売上を達成した点も、数字的な明確な成果。
■審査委員コメントからの一部抜粋
  • Tokyo City i 開設以来の大音響という点と、従来のアンテナショップから飛び出したという、思い切った仕掛けが素晴らしいと感じました。
  • 三重県のアンテナショップではなく、KITTEを会場選定されたことにより、広く多くの方々に直接的な PRが行われた事は、桑名市のブランディング構築に大きく寄与された事業であったと感じます。
  • 演武やゆるキャラでのアテンション獲得に加え、KITTEを会場に選定したり、市長あいさつを通行量の多い時間帯に設定するなど戦略的に展開した様子がうかがえる。
  • 「ユネスコ無形文化遺産」への登録を切り口にしたことが、メディア露出・過去最高売上につながった大きな要因であり、タイミングを逃さない事業展開の成功事例になっていると思います。
■受賞者コメント
2年連続の受賞をたいへん光栄に思います。イベントでは、皆様のご協力のおかげで、本市が持つさまざまな魅力を発信することができました。今後も、桑名の素晴らしさを知っていただけるようPR業務に注力してまいります。

岡山市
「岡山連携中枢都市圏移住情報フリーペーパー企画・編集」
向かって左から
木村 聡・岡山市市民協働局市民協働企画総務課 移住定住支援室 主任
藤原 亮・岡山市市民協働局市民協働企画総務課 課長
杉谷 仁・岡山市市民協働局市民協働企画総務課 副主査
江田 美幸・岡山市市民協働局長
■講評
岡山市の主管事業ということですが、岡山市、津山市、玉野市、総社市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、真庭市、和気町、早島町、久米南町、美咲町、吉備中央町の 8 市 5 町が、一種、競っているように見えるのは、読み手側からみると非常に興味を引く内容だと思う。普通、移住した場合は、周辺自治体がすべて生活圏になるわけなので、観光プロモーション分野の DMO と同様に、市町村の枠を超えた一定のエリアで統一的な読みやすいツールを作っていくことは、潜在的な移住希望者に対して丁寧な活動で好感が持てる。
■審査委員コメントからの一部抜粋
  • 市町村単独での広報ではなく、周辺市町村と連携した「面で捉えた移住促進」に寄与していると思われる。
  • イラストや写真で親しみのあるデザインで各市町村に配布し居住者も地元の良さを再認識する機会としてアピールし、結果多方面からの移住意識が広がるフリーペーパーとして役割を果たした親近感のある企画。
  • スッキリした見やすいデザイン、かつ比較しやすいコンテンツになっている。比較しやすい内容であるがゆえに、各市町の良さをきちんと打ち出すことに苦心されたように思う。
  • 見開きで岡山県全体を見られるのは、その地域を知らない移住検討者にとって分かりやすいつくりだと思います。
■受賞者コメント
8市5町もの団体が協力して取り組んだ点や、フリーペーパーというツールで展開した点など、意図した部分について評価いただいたことが何より励みとなりました。今後とも各市町で連携しながら、岡山の魅力を発信してまいります。

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