最優秀賞
- 岡山県真庭市
- 真庭市蒜山⇔晴海プロジェクトPR事業
受託JLAA会員:株式会社ビザビ<コミュニケーション局>(岡山県 正会員) - 持続可能な循環型社会を世界に発信するための施設として、2021年7月15日に、岡山県真庭市北部の蒜山(ひるぜん)に『GREENable HIRUZEN』がオープンしました。ここには、東京五輪にあわせて建築家の隈研吾氏が設計監修した、東京・晴海の文化発信拠点「CLT PARK HARUMI(CLTパークハルミ)」が移築されランドマークとなっています。元々、真庭市産のCLT(直交集成板)が使用されており、晴海から蒜山に里帰りを果たした形。本事業では人と自然の共生というブランドコンセプトをSDGsの文脈で編集し発信を行い、この施設の集客最大化を狙いました。リサイクルや苔の利用など、サステナブルというテーマをプロジェクト全体で表し、蒜山の自然の魅力の可視化を試みています。また、地方都市でのプロジェクトを、オープンの段階で全国のメディアに同時に知らせている点も画期的。来場者が2021年12月時点で年間の来訪見込み数を5万人超え13万人になっていることが事業の成功を証明しています。
- ■審査委員コメントからの一部抜粋
- とてもパワフルな取り組み。SDGsの流れを背景に洗練された世界観で、アイデンティティを表そうとしている活動に好感が持てます。
- パックパネルのデザインや苔で作成した英字オブジェに工夫を感じました。
- 写真がとてもすばらしく、サステナブルというテーマにふさわしい。