地域に活力を!元気を!を目的として、全国の地域広告会社が集まる協会です。

第4回「JLAA 地方創生アワード」

最優秀賞


(前列左から)
大学生 中村 春斗
立科町長 両角 正芳
立科町企画課企画振興係 上前 知洋
元地域おこし協力隊 牧内 久美
(後列左から)
大学生 今西 健太、河野 光佑、工藤 美里、竹花 日和、細田 菜々子、山内 梨帆
※大学生は長野大学環境ツーリズム学部環境ツーリズム学科熊谷ゼミ

長野県立科町
学生による地域課題解決事業「タテシナソン」
立科町内の事業者が抱える経営課題を解決するアイデアを提案し、その実現を通して事業者の稼ぐ力の向上に結び付け、町経済を底上げすることを目的として、地域経済の活性化を図るため事業者が抱える経営課題を若者のアイデアを活用して『事業化』していく学生アイデアソンの事業を「タテシナソン」として開催。意欲ある学生・社会人との関係性を構築し、関係人口を増加させることに貢献した。

■審査委員コメントからの一部抜粋
  • 首都圏の学生を巻きこんだところが良かった。
  • 地域創生の良い企画。地域課題解決に全国から若者を募り、課題解決向けてチームでアイデアを出し議論する。それをベースに産学官連携で定期的に開催する等発展的で、将来的なU・I・Jターン者数の増加も期待が持てる。
  • 地域創生のためのアイデア出しに最適で、リアルなコミュニケーションの再構築が出来ている。
  • 学生と協同で取り組んだ点に工夫と苦労を感じられるが、デザイン等も一貫しており、パワーを感じることが出来た。
■受賞者コメント
この度は、素晴らしい賞をありがとうございます。今後も多くの方のお力やお知恵を借りながら、地域に役立つ事業に育ててまいります。


大津市幼児政策課
小倉 颯登

滋賀県大津市
大津市保育士確保に向けた情報発信強化業務
大津市の保育士確保に向けた取り組みを周知させ、保育士採用につなげる。大津市に限定したプロモーションとして地域みっちゃく生活情報誌びわことで広告展開。地元大津市に住む幅広い世代に情報を発信。Twitterを活用して紙媒体では補えない層に対してもアプローチ。保育士に変身しようとする学生を、変身ポーズやヘタウマな文字、イラストで表現し、好感度良く注目させることができた。

■審査委員コメントからの一部抜粋
  • 採用の新しい形をつくったところが良かった。
  • 時代背景を象徴している企画。
  • 子育て世代からも安心感をもってもらえる内容。
  • 保育士らしいビジュアルながら“ヒーロー”という新たなイメージを付与した点にアイデア性がある
  • 冊子、ポスター、情報誌、SNS等さまざまな情報発信ツールを駆使し、成果を出している。
■受賞者コメント
この度は、地方創生アワード最優秀賞に選出いただき誠にありがとうございます。大津市では、今後も保育士の人材確保等の取り組みを通じ、未来を担う子どもと子育て世代にとってより良い環境を提供できるよう努めて参ります。


海の京都DMO 社長
大同 一生

海の京都DMO
海の京都DMOメディア・リレーションズとパブリシティ強化事業
DMOはDestination Management Organization(観光地経営組織)のことで、観光庁が組織化を全国に呼びかけている観光促進における一つの事業形態。現在は「観光地域づくり法人」と呼ばれています。海の京都DMOは、京都府と北部の日本海側の福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町及び与謝野町の7市町で構成されており、このエリアへの観光誘客を戦略的に推進しています。今回の事業では、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀がつくった福知山城のPRもあり、東京で記者説明会も開催。ニュースリリース発信、取材誘致などを精力的に行ない「海の京都」という言葉が年間を通じてより多くメディアで露出するように戦略的にメディア・リレーションズ活動を実施しました。

■審査委員コメントからの一部抜粋
  • 広域連携DMOのパブリシティ事業ではあるが、一般的にはDMOの活動についてメディア関係者はあまり知らない。PRが不足している中で、本件は計画的にPRし、一定の成果が出て来ている。また、海外メディアにも取り上げられている。
  • インバウンド誘客を中心に戦略的に広報活動をしたと思う。
  • 複合的な展開が良かった。
  • 大河ドラマに合わせた計画的なPRで、多くのメディアに露出し、地域のイメージアップが出来ている。
  • 京都の盆地イメージを海のイメージにした良い企画。
■受賞者コメント
この度は、名誉ある地方創生アワードの最優秀賞をいただき誠にありがとうございます。海の京都DMOは、京都府北部の7市町(福知山市・舞鶴市・綾部市・宮津市・京丹後市・伊根町・与謝野町)の地域活性化と観光振興を行っています。京都市から1~2時間でアクセス出来る海の京都エリアには、日本三景の天橋立をはじめ、伊根の舟屋群や幻の間人(たいざ)がに、明智光秀で脚光を浴びている福知山城など多くの魅力ある観光素材を有しているエリアです。京阪神や首都圏、海外からも多くの方に来ていただいておりますが、今後も様々なコンテンツの情報発進に努め、魅力ある地域として多くの方に認知、来訪していただけるよう努めてまいります。


岡山市長
大森 雅夫

岡山県岡山市
G20 岡山保健大臣会合開催支援業務
日本初開催となる「G20 岡山保健大臣会合」が 2019 年 10 月 19 日(土)・20 日(日)に岡山市内で開催されました。34の国・地域・国際機関から閣僚等が岡山に集い、高齢化への対応等世界共通の保健課題についての議論が行われました。主催者である厚生労働省の役割を分担し、会合の開催を支援するとともに、国内及び世界に向けて、岡山の多彩な魅力を発信するためのさまざまなおもてなし事業を展開した。

■審査委員コメントからの一部抜粋
  • おもてなしの取組みに市民との一体感や業務のきめ細かさ伝わってくる。
  • 外国人向けのさまざまなおもてなしイベントが工夫さている。
  • 今後の国際会議誘致にも効果がある。
  • 各国閣僚に岡山市をPRする機会として最適な企画。
■受賞者コメント
G20岡山保健大臣会合では市民や子どもたちも参加した様々なおもてなしやエクスカーションを通じて岡山の魅力を発信できました。この経験を一層の国際会議誘致や健康なまちづくりにもつなげていきます。